「双子の妊婦は安定期が無い」と言われています。
楽しいマタニティライフとは程遠く、日々リスクとの闘い。
だってお腹の中には二人の命があるわけですから、そりゃそうですよね。
切迫早産になる可能性も単体よりも大きいです。
妊婦検診は単体の妊婦が2週間に1回であるところ、双子妊婦は毎週あります。
双子妊婦は本当に無理は禁物です。
ですが、私は運よく妊娠中のトラブルはほとんどありませんでした。
これなら、無理のない範囲でなら旅行に行けるかも。。。
双子を出産したら育児でしばらくは行けないだろうし。。。
というのが脳裏に浮かびました。
そこで妊婦検診の時に産婦人科の先生に聞いてみたところ、
「まぁ、今のところ問題ないからね。反対する理由がないから、行きたいならダメとは言えないかな。」
と、若干消極的ではありますが、お墨付きをいただきました。
そして妊娠7か月に入ってすぐのころに旅行に行ってきました。

行先は近場で乗り換えが少ない場所
行先を決めるにあたって、次の条件を決めました。
- 飛行機以外で行ける場所
- 乗車時間が1時間以内におさまる場所
- 乗り換えが少なく到着できる場所
- 観光は最低限にして基本的に宿泊先の施設内にいる
- 宿泊先の近くに産婦人科のある病院があること
このように、あまり歩き回ることが無いようなプランを考えました。
これらを踏まえて最終的に決めた場所は熱海です。
熱海は我が家の最寄駅からは電車で1本で行けて、なおかつ乗車時間は1時間以内です。
そして宿泊先を温泉旅館にしたので、15時のチェックインに到着したら、あとは基本的に部屋でゆっくりするか、大浴場に行くかです。
到着したら、畳のお部屋でテレビを観ながらゴロゴロしていました。
双子が産まれた今では、なかなかできないことです。
そして念のため、近くに病院があることも確認しておきました。
この時に宿泊した旅館、星野リゾート界 熱海について、ご紹介します。
熱海駅からタクシーで5分と、便利な場所にあります。
歩くとなると、双子妊婦にとっては大変。無理をせず、多少お金がかかっても移動は極力タクシーなどの乗り物を使うことをおすすめします。
こちらが旅館の入り口。

元々は熱海の老舗旅館「蓬莱」というところだったそうですが、廃業したところを星野リゾート買い取って少し手を加えて蘇らせたんだそうです 。
元老舗なだけあって建物はとっても伝統と格式を感じました
こちらがロビー

到着するとウェルカムドリンクをいただけます。

お部屋はこんな感じ。

昔のままで残っているという感じで、落ち着きます。
水廻りはきれいに改装されていました。

空き時間には別館の洋風の建物のほうへ行ってみたり。

お風呂はこんな感じ。

食事は、夕食も朝食もお部屋でいただきます。
これもこの旅館を選んだポイントです。

豊富な品数のコースをいただきました。
事前に妊娠中とお伝えしておいたら、お刺身を伊勢海老と鯛の焼き物に変えておいて頂けました 。
心遣いがありがたかったです。
お風呂は一日おきに男女が入れ替わるので、翌日の朝も入りに行きました。

貸し切り状態を期待して早朝に行ったら、思惑通り人がおらずラッキーでした。
朝食もしっかりお部屋でいただきました。


チェックアウトする前にライブラリーへ寄りました。

ここでは飲み物とお菓子をいただけます。

カフェインレスコーヒーもありました。
こんな感じでチェックアウトして自宅に帰りました。
星野リゾート界 熱海は、残念ながら2020年4月1日をもって長期休業に入るそうです。
再開業は2022年以降とのこと。

妊娠中の旅行は自己責任
妊娠中の旅行については賛否両論で、本当に人それぞれの体調もあるし、お医者様の考え方もあるので、あくまでも自己責任だという事を肝に命じていかなければなりません。
それに加え、双子妊婦さんはただでさえお腹が大きいので目立ちます。
私はこの時、妊娠7か月でしたが、お腹の大きさは臨月並みでしたので、
旅館の方に「もうすぐ生まれるんですか?」と聞かれました。
たぶん内心心配だったのだと思います。
「双子なのでお腹大きいんですが、先生にも了承もらっていますよ。」
と伝えておきました。
これから旅行を計画されてる双子妊婦さん、無理のないようにお気をつけ下さいね 。

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